第二話 事故 もう二度とイヤ・・・
●第二話●
そんな私は事故も経験した。事故そのものも心にダメージを与えたが、一つの事故は多くの人に迷惑や心配をかけてしまう。それがとてもつらかった。
上司・同僚・先輩・友達・家族・・・今の私があるのは、本当に周りの皆さんのおかげだと感じている。申し訳なさと感謝でいっぱいだ。
でも、こんなに反省してても、またいつ事故を起こすか分からない。私のようなトラブルメーカーは、早く会社を去らねば・・・そう思い、人事部長に直訴した。が、「これからも頑張って欲しい。」そう言っていただいた。
とは言っても、何のペナルティも無いわけはない。それから半年間、社内免停=電車・バス営業となった。担当していたエリアは兵庫県の郊外店舗ばかり。毎日午前5時半には家を出ていた。販促物と書類を詰め込んだパンパンのカバンをを持って。
駅近くの店舗はまれで、バスも1・2時間待ちはざらだった。その時間がもったいなくて、自腹でタクシーにも乗ったし、余裕があるときは1時間以上かけて歩くこともあった。(というか、近いだろうと歩いてみると、進めど進めど着かない・・・、そんな感じだった。)駅でレンタサイクルをすることもあれば、道を聞いた人に親切にも乗せてもらえることもあった。(今思えば危ない・・・一応女の子だから。)ライバルメーカーの人に乗せてもらうこともあった。
毎日汗ぐっしょり、疲れきった。それでもすべては自分が招いた結果。仕方ない、頑張ろう・・・。
そう思えたのも多くの人の協力があったからで、なんとかどうにかこうにか乗り越えられた。
再びハンドルを握れたときの感動は今でも忘れない。車はなんて便利なんだ・・・。
































