デイキャンプをしてみませんか?日帰りでテントを張ってキャンプ気分

キャンプに挑戦してみたい!だけど、いきなり泊まるのはちょっと…という方にオススメしたいのが、手軽に楽しめるデイキャンプです。小学生以下のお子様がいるファミリーや、女子会のノリで集まったグループでも、快適にデイキャンプを楽しめる方法を必須アイテム、快適グッズとともにご紹介します。

1.デイキャンプって何?

デイキャンプは、お泊りなしの日帰りキャンプのことを言います。みんなでワイワイ賑やかにBBQやアウトドア料理を楽しんだり、テントを張って中でお昼寝したり…。日帰りなので、お化粧品やシャワーグッズ、着替えや寝袋などのお泊り準備は不要。お休みをピクニック+αのライトな準備でフルに楽しめるのが魅力です。

2.デイキャンプで何をして楽しむ?

デイキャンプで何をして楽しむ?

デイキャンプといえばBBQが思い浮かびますが、それ以外にももちろん楽しみ方はたくさんあります。敷地内に池や小川があれば幼いお子さんがいても安全に水遊びを楽しむことができますし、週末や夏休みに魚のつかみ取りやカヌー体験会などを開催しているキャンプ場もあります。場内や近所に温泉があるキャンプ場も少なくありません。女子会キャンプなら気の置けない仲間と、日帰りで楽しめる温泉でリフレッシュするのも良いですね。
日頃の運動不足を解消すべく、キャンプ場をベースにトレッキングやお散歩を楽しむのもオススメです。子供用、大人用ともレンタル自転車を準備しているキャンプ場もありますから、森の中でのサイクリングで軽く汗を流すのも気持ちよさそう!
美味しい空気と美しい緑を堪能すればデイキャンプでも十分にリフレッシュできるでしょう。

キャンプサイトにテントを張って、中でお昼寝やゲームをするのも立派なデイキャンプの楽しみ方です。キャンプ場に行ったら●●をしなきゃいけない、ということはありません。美味しい空気と美しい緑の中で、読書に耽ることもデイキャンプの楽しみ方のひとつです。

3.初めてでも心配無用! 安心快適なデイキャンプを楽しむにはどんなキャンプ場がいい?

安心快適なデイキャンプ

たとえ日帰りキャンプでも、女性だけのグループや小さい子どもがいるファミリーなら、快適設備が整ったキャンプ場が安心です。キャンプ場の紹介サイトなどで探す場合は、以下のポイントをチェックするようにしましょう。

●子連れキャンプなら、車が入らないキャンプサイトがベスト

車をテントサイトに横付けできるキャンプ場は荷物の積みおろしなど、とても便利なように思えますが、小学生以下の子どもが一緒ならテントサイトと駐車場が離れている方が安全です。というのも、キャンプ場に来る車は車高の高いSUVやミニバンが中心で、とくに小さいお子さんは運転席から確認しづらいことがあります。車が動いてくる心配がなく、安心して家族で楽しみたいなら、駐車スペースとテントサイトが分離されているキャンプ場がオススメです。

●トイレの様式は?

かつて、山の中のキャンプ場といえば、和式の汲み取り式が普通でしたが、最近のキャンプ場のトイレは水洗式であるのはもちろん、温水洗浄便座付きのトイレを備えるところも増えてきました。清潔で快適なトイレかどうかは女性利用者がキャンプ場を選ぶもっとも重要なポイントかもしれませんね。

●急な雨でも大丈夫な施設がある

屋根付きBBQ場などがあるキャンプ場なら、多少の雨でも心配いりません。また、出かけるときは晴れていたのに、現地に着いたら雨…という状況ではテントやタープを張る気持ちも失せてしまいますね。屋根付きの広いスペースがあれば、その下で料理を作ったり食事をしたり、トランプやゲームで遊んだりと雨でも簡単にデイキャンプを楽しむことができます。

●炊事スペースが広くて清潔

デイキャンプで野外料理を楽しみたいなら、炊事施設が整った場所がオススメです。特に、寒い時期はお湯が出るとありがたいですね。ゴールデンウィークや夏休みなど、混雑する時期は洗い場の数が足らず、順番待ちということにもなりかねません。

●レンタル品が充実している

まな板忘れた!包丁忘れた!と、キャンプ場についてから忘れ物に気づいても、レンタル用品が充実しているキャンプ場なら安心です。有料レンタルがほとんどですが、中には無料で貸してくれるところもあります。有料でも無料でも返すときはきれいに洗って返しましょう。

●キャンプ場内に遊べる施設がある

テントを張ってのんびりするだけでも楽しいデイキャンプですが、小学生以下の子どもを含むファミリーなら場内で遊べる施設があるかもチェックポイントです。暑い時期には水遊びができる池や小川、子ども用のプールなどがあると楽しさ倍増。ペット連れで行くなら、ペットの受け入れOKでドッグラン等があるキャンプ場を選びましょう。また、アスレチックなど小学生以下の子どもが遊べる遊具があるキャンプ場もたくさんあります。自然の中で思いっきり体を動かしてデイキャンプを楽しめますよ。

4.デイキャンプの持ち物は?

安心快適なデイキャンプ

☆テント&タープ

いずれも設営が簡単なものがオススメです。女性だけでも簡単に張れるワンタッチ式が良いでしょう。日よけ代わりにもなるので、紫外線が強くなる季節にはマストアイテムですね。なお、買ったばかりのテントやタープは、一度家で組み立てて、片付けまでをやってみると良いでしょう。限られた時間を有効に使うためにも設営の練習をしておきましょう。

☆虫よけやUVカットスプレー

自然の豊かな場所につきものなのが虫。虫よけスプレーを使うか、蚊取り線香を風向きに合わせて複数使うのもカシコイ方法です。広範囲で不快な虫をシャットアウトできます。これから紫外線がますます強くなりますからUVカットの日焼け止めもお忘れなく!

☆防寒具

デイキャンプとはいえ、キャンプ場は標高の高いところにあることが多いので、日陰に入ると5月6月では肌寒く感じることも。市街地では汗ばむような陽気でも、山の中はひんやりしていることも多いので、ジャケットやカーディガンなど一枚羽織るものがあると安心です。

☆エプロン&手袋

調理するしないに関わらず、エプロンは一つ持っておくと便利です。道具を運んだり設置したり、BBQの炭からの汚れも防ぎます。野外で使うのに心強い、少し厚手の生地なら最高です!
手袋も同様で、しっかりフィットするものが良いですが、コンビニで買った軍手でもOK。ネイルしたばかりの爪や指先を優しく守ってくれますよ。

☆調理器具

調理をするなら欠かせない道具です。キャンプ場で借りられるものがあれば、事前に予約しておくと安心です。また、大人数の場合は、ひとり1セットずつ、「マグカップとお皿」を持参してもらうのも一案です。
紙コップや紙皿よりも飲み食べしやすいですし、風で飛んでいくようなこともありません。

☆クーラーボックス

飲み物や食材を冷やしておくのに必須です。暑い時期には食中毒防止のためにも、中に氷を入れて冷たさをキープしておきましょう。デイキャンプなら樹脂製の大きなクーラーボックスではなく、発泡スチロールの簡易なクーラーボックスも軽くて安くオススメです。

☆テント用のマットやクッション

平らなように見える芝生でもテントに入って寝てみると、意外な凹凸があったり、地面の冷たさが気になったりします。快適なお昼寝のためには、テントの凹凸や地面からの冷えをカットしてくれるマットがあると快適さもぐんとアップするでしょう。厚ければ厚いほど快適性はアップしますが、その分スペースをとるので最低でも1センチの厚みがあるマットを選ぶと良いでしょう。枕代わりのクッションがあれば気持ち良さも倍増です。

後部座席用のロングシートクッションは、2枚あればテント内のマット代わりにも使えます。肉厚なので、地面の凹凸もカバーして、冷たさもシャットアウトできて快適に!
丸めれば枕にもなり、とってかわいくてひとつあれば非常に便利です。

ロングシートクッション

☆椅子&テーブル

折りたたんでコンパクトに収納ができるタイプで、なおかつアルミ製の支柱を使ったものなど、しっかりしたものを選びましょう。わざわざ買うのが大変なら、とりあえずキャンプ場でレンタルするか、椅子やテーブルがキャンプサイトに備え付けられているキャンプ場を探してみるのも良いでしょう。

☆雨具

急な雨の中テントをたたんだり、テーブルを片付けたり…ということも考えられます。レインコートのようなものがあれば、作業もしやすいですね。

☆ガムテープ

何かと便利なのがガムテープです。紙ではなく布製のものがベターです。

☆ゴミ袋

キャンプ場の中にはゴミ捨てOKのところもありますが、そうでない場合は持ち帰るのが基本です。ゴミ袋を用意して、分別して捨てるとあとで楽ですね。

☆フックベルト

デイキャンプの買い出しに。スーパーで買った食材を入れたレジ袋をひっかけておけば転がることもなく安定して運べます!

フックベルト

5.現地での作業をできるだけ少なくしてデイキャンプを楽しみましょう!

安心快適なデイキャンプ

ひとまずキャンプ気分だけ味わいたい!自然の中でゆったりした時間を過ごしたい!という人には、お弁当持参がオススメです。手の込んだものではなくてもOK。おにぎりとちょっとしたおかずだけでも、自然の中で食べると美味しく感じますね。
カンタンなBBQくらいは楽しみたい、という方には炭&着火剤が入った使い捨ての網付きBBQコンロを用意しましょう。お皿やコップはすべて紙製で捨てられるもの。また食材もすべて家で用意して野菜やお肉はジップロックに入れてクーラーバッグなどで保冷して持参すれば、包丁やまな板も必要ありませんし、洗い物も必要ありません。

6.デイキャンプの服装は?

安心快適なデイキャンプ

市街地からそう遠くない場所でも、キャンプ場は標高が高い場所にあるケースが多いので、服装は少し厚めのものを用意しましょう。動きやすく多少の汚れはOKなラフな服装がオススメです。
とくに重要なのは足元です。ヒールのある靴はキャンプサイトでは歩きにくくヒールをいためてしまいますので、スニーカーなど少し底が厚めの動きやすい靴が良いでしょう。サンダルならかかとのないビーチサンダルタイプではなく、そのまま運転もできるような、かかとをしっかり固定するタイプを選ぶと安心です。

これらのことに気をつけて、デイキャンプをおもいっきり楽しんでみませんか?

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